#48
麺や 貴一
札幌市東区東苗穂12条3丁目1−5
世の中の最低賃金とラーメン一杯が同じ値段になって来ましたね。「そんなんじゃ行ってやらねぇぞ。」みたいなクレーマー、はたまた、愚か者の結論を主張する気持ちはありません。
時の流れの中で「そうなったんだね。」と受け止めているだけです。
ましてや、世の中の美味しいラーメン屋さんが無くなってしまうと、より一層生きづらい世の中になってしまうので、需要と供給。提供する商品とサービスのバランスの中で続けて行けるだろう価格決定してください。
今じゃ地上波じゃヤラない、先日のボクシングの試合面白かったですね。どの試合もいい感じでした。
もちろん、メインイベントの試合は期待以上の結果、エンタメです。すばらしいの一言に尽きます。
みんな良かったけど、その前の武居 由樹が良かった。
昨今は、「◯☓パ。」的な表現が目につくのですが、何でも省力化のパフォーマンスが良いわけじゃないと思います。
必要な作業部分には労力と時間をかけ、仕入れ部分には必要経費を乗せ・・・当たり前じゃないですか。
ラーメンもボクシングも普段の努力の賜物です。
たまには「◯☓パ。」を愉しむのもいいでしょう。
でもね「知る者は言わず、言う者は知らず」
昔、ちょっとしたつながりでとある蕎麦店主との昼下がり
「あんた、サラリーマン?」(あの頃はサラリーマンだった)
「はいな。」
「好きだからといって、サラリーマン辞めてまで蕎麦屋はヤラない方が良いよ。」
「大体の人は、店が開いているとこしか見えないけど、仕込みやら銭勘定やら・・・そっちの、見えない部分が8割。お店開けている時間のシゴトが残り(2割)みたいなもんだよ。」
などと、ぼやきながら昼下がりにシゴトサボってコーヒーいただきしばし楽しく・・・(笑)。
どんな商売もキツイけど、工業製品って比較的いい感じに儲かるような仕組みが出来上がっているんだけど、労働力ってのはそうもならないんだよね。だって、フツーの多くの方は手足の数は一緒だしオリンピアでもないし、できること、省力化って限界があるからね。
労働力を値切るなんて失礼ですよね。そんな輩はいつか自分にしっぺ返しとして帰って来るから。(経験則です。)
美味しく頑張っている一杯があります。