最近注目の「エンゲージメント」をめぐる個人的葛藤 (3日前)
近年、「人的資本経営」が注目を集めています。人的資本経営とは、人材を「コスト」ではなく「資本」としてとらえ、人材に対して適切な投資を行い、人材の価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につ (...続く)
【要約・感想】朴裕河『歴史と向き合う 日韓問題―対立から対話へ』―法で勝敗を決しても歴史問題は進展しない (8日前)
《要点》◆1965年の日韓基本条約から四半世紀近くの間、市民レベルではそれほど関心を払ってこなかった日韓がきちんと向き合えるようになったのは、韓国の民主化闘争、政治の季節が終わりを告げ、冷戦が崩壊した (...続く)
【要約・感想】フィリップ・コトラー他『コトラーのH2Hマーケティング』―経営が人間性を取り戻すとはどういうことか? (15日前)
《要点》◆マーケティングは、①介入型のアウトバウンドマーケティングではなく、パーミッションベースの人間中心型マーケティングへ、②株主中心の近視眼的視点ではなく、あらゆる利害関係者を人間として真摯に扱う (...続く)
13回目のコーチングを受けました (18日前)
僕が隔月で受けているコーチングは今月で13回目でした。《過去のコーチング記録》「初めてプロのコーチングを受けました(コーチングの基本を学ぶ)」「2回目のコーチングを受けました(自分の価値観と向き合う) (...続く)
経営理念の源泉となる原体験が僕は弱い (24日前)
僕が言う「伝統的経営」とは、経営者の確固たる経営理念やビジョンを全ての出発点とする経営のことです。経営理念があるからこそ、「経営理念を実現するために重要となるターゲット顧客は誰か?」、「そのターゲット (...続く)
【要約・感想】バーバラ・ブラッチュリー『運を味方にする「偶然」の科学』―運を味方にする「新しい日本的経営」について (24日前)
《要点》◆運について研究している科学者にとって、運とは因果関係に分類され、物事の結果が努力や能力に左右されない時、その成否を説明する際に用いられる。◆幸運には4つのタイプがある。①タイプ1:純粋に偶然 (...続く)
【要約・感想】斎藤慶典『デカルト』―デカルト=合理主義者のイメージが揺らいだ1冊 (39日前)
《要点》◆書物、特に哲学を読みあさったデカルトは、疑わしくないようなものは見当たらない惨状を前にして、本当らしく見えるにすぎないものは一切ほぼ偽物と決め込み(方法的懐疑)、「世界(世間)」と「私自身」 (...続く)
【要約・感想】小塚荘一郎『AIの時代と法』―本書出版後に発達した生成AIが提起する論点 (49日前)
《要点》◆AIの利用が普及し、データの価値が増大する時代には、①モノからサービスへ、②財物からデータへ、③法/契約から技術(コード)へという変化が生じる。法が社会の変革に追いつくためには、まず、技術の (...続く)
【要約・感想】佐藤等『実践するドラッカー〔思考編〕』―ドラッカー流の習慣に代わる習慣を考えてみた (52日前)
本書は「セルフマネジメント」のための1冊です。ベースとなっているのはドラッカーの『経営者の条件』という著書です。ドラッカーは『経営者の条件』の中で、経営者(エグゼクティブ)が身につけるべき習慣を5つ挙 (...続く)
【要約・感想】渡辺靖『リバタリアニズム』―リバタリアニズムはアメリカに政治的イノベーションを迫れるか (55日前)
《要点》◆アメリカでは自由市場・最小国家・社会的寛容を重視するリバタリアン(自由至上主義者)が若者の間で増えている。彼らは、経済的には保守(自由な競争を重視)、社会的にはリベラル(自由な価値観を重視) (...続く)
【要約・感想】山崎亮『コミュニティデザインの時代』―コミュニティデザインと「新しい日本的経営」の近接性 (57日前)
《要点》◆自給自足の観点から、日本の人口は3,500万人くらいがよいのではないか?という説がある。とすると、現在の日本の人口は多すぎであり、その人口が減少しているということは適正人口規模へと近づいてい (...続く)
【要約・感想】梶谷健人『生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方』―攻めのIT投資を成功させる7つのポイント (59日前)
《要点》◆アメリカを代表するベンチャーキャピタルであるSequoia Capitalが「Generetive AI: A Creative New World」という記事で公開している領域別の生成AI (...続く)
【要約・感想】ピーター・ドラッカー『ポスト資本主義社会』―知識資本主義にコミュニティを接ぎ木したい (62日前)
《要点》◆ポスト資本主義社会とは知識社会である。第二次世界大戦後、復員兵に大学進学の資金を提供したアメリカの復員兵援護法(GI法)をその契機として挙げたい。1956年までに、780万人の退役軍人がGI (...続く)
【要約・感想】『The Intelligent Sales』―生成AIが再考を迫る人間の知性・品性 (66日前)
《要点》◆著者の調査によると、2023年12月時点で「生成AIを日常的に利用している」と回答した営業職はわずか11%であり、半年前とほとんど変わっていない。生成AIに対する理解不足、イメージ不足によっ (...続く)
【要約・感想】ピーター・ドラッカー『「経済人」の終わり』―「経済人」の次が何かは80年以上経った今も宿題 (80日前)
《要点》◆ファシズム全体主義に特有の新しい症状は次の3つである。①ファシズム全体主義は積極的な信条を持たず、他の信条を攻撃し、排斥し、否定する。②ファシズム全体主義は、ヨーロッパ史上初めて、政治と社会 (...続く)
【要約・感想】プラニク・ヨゲンドラ『日本に導かれた運命』―日本の多文化共生を阻んでいる価値観とは? (94日前)
著者のプラニク・ヨゲンドラ氏(通称よぎさん)は、インドの大学で日本語とITを学んで1997年に日本に留学しました。インドの日系企業に勤めた後、2001年にIT技術者として来日し、みずほ銀行や楽天銀行で (...続く)
【要約・感想】国分裕正『人が集まる場所をつくる―サードプレイスと街の再生』―「統一的なビジョン」はまちづくりに必要か? (98日前)
《要点》◆まちづくりというものは、その地域の歴史や風土、文化が息づいているべきである。その地域を見て、人の話を聞き、そこにしか存在しない魅力を掘り下げながら、まちづくりの方向性であるグラウンドデザイン (...続く)
【要約・感想】内田樹『街場の米中論』―米中を同床異夢にとどめ置くことが日本の役割 (108日前)
《要点》◆現在の世界政治のアクターである全ての政治単位は、それぞれに「自分は地理的にどこを棲息地と定めているのか?」、「自分はどのような歴史的使命を果たすべく存在するのか?」についての深みのある集合的 (...続く)
【要約・感想】佐々木玲仁『結局、どうして面白いのか―「水曜どうでしょう」のしくみ』―臨床心理学の視点からアプローチした1冊 (114日前)
《要点》◆ある長い道のりの中で起きたことを、何が重要で何がそうでないかをその場では区別せずにそのまま記録していき、後からまとめて提示することで何らかの意味が立ち上がってくるという点では、「水曜どうでし (...続く)
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