結界 (1093日前)
かつては結界というものがあちこちに見られた。 神社の祭礼、儀式にあってはしめ縄が地域に張られ、その範囲が神によって守られている領域であることが示された。 それらは魔や鬼と我ら人間とを分け隔てする境界 (...続く)
流れ、成り行き (1093日前)
日本人は「流れのまま逆らわない」ということを重視したり、「自然の流れに従う」ということをよく考える。 「成り行き任せ」というと無責任という意味になってしまうが、大勢を見るというのは重要だ。 大将、そ (...続く)
鮒釣り (1093日前)
「釣りは鮒に始まって鮒に終わる」 古来からそのような言葉がある。 釣りと言うものの楽しみ、その心を教えた言葉だ。 余興や楽しみとしての「釣り」は獲物を捕らえることが目的ではない。 つい我々は勘違いを (...続く)
書の工夫 (1093日前)
「掛け軸の書」や「書額」というものがある。 書額はたいていは勢いや力強さが求められ、魂、意思などが伺えるものがよいとされる。 道場や広間に掲げられ、戒めや心得として人に訴えかける。 一方、掛け軸は主 (...続く)
のぼり (1093日前)
日本人は古来から「のぼり」が好きだ。 選挙で、商売で、広場で、公共のイベントの現場でその告知で、のぼりは現代でも日本のあらゆるところで活躍している。 日本を訪問した外国人はこの風景を見るとたいてい驚 (...続く)
鐘の音 (1093日前)
古来、ヨーロッパでは教会の鐘の音が届くところまでが領地であるとされた。 だから教会の設置には領主の許可が必要であり、時を知らせるだけではなかった。 集会、葬式、領主の視察など、各種の行事を伝えた。 (...続く)
忍耐、我慢ということ (1093日前)
この表題のことは、あまりに最近しつこく言われていることだから改めて考えてみるべきだろう。 それは忍耐、我慢ということ。 目下のコロナ感染拡大の折、その自粛や対策への協力について、人々には「忍耐が強 (...続く)
胆力というもの (1093日前)
一昨日のこと、夜に大きな地震があった。 長く感じる大きな地震だった。 無難に対応し、危険対応はした。 今はすっかり平常に戻っている。 冷静に対応したまでだ。 騒いでいる向きもあったがこちらは片付けを (...続く)
青海波について (1093日前)
器や着物に使われる文様のひとつに青海波というものがある。 青を基調とし、文様は海の波、あたかもその無限な反復を意匠としたものだ。 こうしたものはいわばパターンであり、イギリスのペイズリー柄などと同じ (...続く)
一汁一菜の本来とは (1093日前)
武士、すなわち男子たるものは「一汁一菜」を信条とすべきである。 それはあくまで「信条」であるから、理想でもあり、目標でもある。 日々の食事で実践しているかと言えばそこまでのものでもない。 「一汁一菜 (...続く)
帯 (1093日前)
「帯」というものは、着物を着る時に締めて着物を体に固定するものだ。 いわば古来のベルトだ。 ここに古くて新しい話として、帯は「腰で着るか腹で着るか」という問題がある。 男性で、着物を着慣れている人に (...続く)
饗応と庭 (1093日前)
古来から日本人は、人を「食事にどうぞ」と、自宅に呼んだ。 食事に呼ぶことは人との交流の方法としては確実やり方だ。 そして手料理をふるまう。 家へ招き入れ、心づくしのものを食べてもらう。 こちらも一緒 (...続く)
陰腹というもの (1093日前)
「陰腹」という言葉がある。 「かげばら」という読みをする。 誰にも知られないように密かに腹を切っておいてサラシで硬く固め、最期までの覚悟とする。 やり遂げる瞬間を終わりの瞬間とすることだ。 忠義に思 (...続く)
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