夜空を見上げたくなる一冊『月の立つ林で』をそっと紹介 (22日前)
夜に外へ出た時、月が思っていた場所に見つからないことがあります。雲の向こうにいるのか、建物に隠れているのか、それとも今夜は細くて気づけないだけなのか。青山美智子さんの『月の立つ林で』という題名を眺めて (...続く)
祖父との謎解きの時間|『名探偵のままでいて』をそっと紹介 (22日前)
子どもの頃、祖父母から昔の話を聞く時間が好きでした。自分が知らない時代のことや、名前だけ知っている人のことが、話を聞くうちに少しずつ近くなります。小西マサテルさんの『名探偵のままでいて』には、祖父と孫 (...続く)
今日という一日を読む|『無人島のふたり』をそっと紹介 (22日前)
何も特別なことがなかった日は、あとから思い出せないことがあります。でも、食事がおいしかったことや、誰かと少し笑ったことも、本当はその日だけの大切な出来事です。山本文緒さんの『無人島のふたり―120日以 (...続く)
夏の夜に読みたい『この夏の星を見る』|同じ空の下でつながる物語 (22日前)
夏の夜、少しだけ外へ出て空を見上げることがあります。街の明かりで星がほとんど見えない日でも、遠くの誰かも同じ空を見ているのかもしれないと思うと、不思議と気持ちが落ち着きます。辻村深月さんの『この夏の星 (...続く)
ゴリラの声を人間は聞けるのか|『ゴリラ裁判の日』をそっと紹介 (22日前)
動物園でゴリラを見る時、こちらは自由に眺めています。でも、ゴリラの側から人間はどのように見えているのでしょう。須藤古都離さんの『ゴリラ裁判の日』は、言葉を理解するゴリラ・ローズの目を通して、人間の社会 (...続く)
分かったつもりの向こう側へ|『川のほとりに立つ者は』をそっと紹介 (22日前)
長く付き合っている人なら、何を考えているか分かる。家族なら、言わなくても事情を知っている。そんなふうに思ってしまうことがあります。寺地はるなさんの『川のほとりに立つ者は』は、その「分かっている」という (...続く)
銀の光の向こうにある人生|『しろがねの葉』をそっと紹介 (22日前)
銀と聞くと、冷たく静かな光を思い浮かべます。きれいだけれど、手を伸ばしても簡単には届かないような光です。千早茜さんの『しろがねの葉』は、その銀が眠る石見銀山で生きた少女ウメの物語です。 山に拾われた少 (...続く)
芝居小屋の裏で語られる人生|『木挽町のあだ討ち』をそっと紹介 (22日前)
誰かの話を聞いていたら、知りたかった出来事より、その人自身のことが気になってきた。そんな経験があります。永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』も、一つの仇討ちについて話を聞くところから、語る人たちの人生 (...続く)
『夜明けを待つ』を静かな日に読みたい|佐々涼子さんの作品集紹介 (41日前)
少し静かな本を読みたい日に、『夜明けを待つ』という題名は自然と目に留まります。佐々涼子さんのこの本は、エッセイとルポルタージュを収めた作品集です。家族のこと、生と死のこと、看取りや移民、宗教のことまで (...続く)
バッタの本なのに、元気をもらえる一冊でした (41日前)
本屋さんで『バッタを倒すぜ アフリカで』というタイトルを見かけたら、思わず二度見してしまいそうです。バッタを倒すぜ、という言葉の勢いがすごくて、どんな本なんだろうと気になってしまいます。けれど中身は、 (...続く)
寝る前に少し読みたい、しんがりで寝ていますという日常エッセイ (41日前)
今日は、気負わず読めそうな本を探しているときに手に取りたくなる一冊として、『しんがりで寝ています』を紹介します。三浦しをんさんのエッセイ集で、雑誌「BAILA」の連載に書き下ろしを加えた全55編が収録 (...続く)
岩井圭也さんの『夜更けより静かな場所』が気になる|古書店の読書会に惹かれる一冊 (51日前)
最近、タイトルから気になっている小説があります。岩井圭也さんの『夜更けより静かな場所』です。夜更けより静かな場所、という言葉だけで、少し落ち着いた読書時間を想像してしまいます。 古書店と深夜の読書会 (...続く)
伊与原新さんの『宙わたる教室』が気になる|定時制高校の科学部に惹かれる一冊 (51日前)
最近、気になっている小説のひとつが、伊与原新さんの『宙わたる教室』です。タイトルに「宙」という字が入っているだけで、少し広い世界へ連れていってくれそうな感じがします。 舞台は定時制高校 この作品の舞台 (...続く)
荻原浩さんの『笑う森』が気になる|森で消えた少年をめぐる物語 (51日前)
最近、気になっている小説のひとつが、荻原浩さんの『笑う森』です。タイトルだけ見ると少しやさしい雰囲気もありますが、内容を知ると、かなり深い物語のように感じます。 森で行方不明になった少年 この作品は、 (...続く)
青崎有吾さんの『地雷グリコ』が気になる|遊びが頭脳バトルになる小説 (51日前)
最近、タイトルだけで気になってしまった小説があります。青崎有吾さんの『地雷グリコ』です。「グリコ」と聞くと子どものころの遊びを思い出しますが、そこに「地雷」が付くと、一気にただならぬ雰囲気になります。 (...続く)
恩田陸さんの『珈琲怪談』が気になる|喫茶店で聞く怖い話みたいな一冊 (51日前)
最近、タイトルだけで気になってしまった小説があります。恩田陸さんの『珈琲怪談』です。珈琲と怪談という組み合わせが、もうそれだけで少しおしゃれで、少し怖くて、読んでみたくなります。 喫茶店で怪談を語ると (...続く)
河﨑秋子さんの『ともぐい』が気になる|北海道の山で人と獣が向き合う小説 (51日前)
最近、気になっている小説のひとつが、河﨑秋子さんの『ともぐい』です。第170回直木賞を受賞した作品ということもあり、名前を見かけた人も多いかもしれません。タイトルからして少し怖くて、でも強く引きつけら (...続く)
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