数年ぶりに故郷に帰ってきた男が、無法者グループにさらわれたかつての恋人を助け
るまでを、スピーディに描いたアクション。
1984年に公開されたこの映画、西部劇を現代風にアレンジしてそこへMTVをブレ
ンドした荒唐無稽なそのなんでもありな世界観がとっても楽しい80年代を代表する
1本なのではないでしょうか(笑)
主人公たちを喰ってしまう程のインパクトある顔面のウィレム・デフォーはこの作品
で広く知られる事になりました。
ちょこっとだけ残念なのはダイアン・レインが人気ロック歌手という設定なのに歌が
吹き替えになっている事。
本人の意思とは別で、作曲者から直々に別の歌手がご指名されるという大人の事情に
よるもので、それを知った上で鑑賞すると一番の盛り上がり場面なのにちょっと冷め
た気持ちになってしまった私でした
そこで歌われていたのが「Tonight Is What It Means to Be Young」という曲、日本
では椎名恵によって「今夜はANGEL」としてカバーされ、大映ドラマ「ヤヌスの鏡」
の挿入歌としてヒットしました。
この椎名恵バージョンしか知らないって方もいらっしゃるんでしょうね。
ご本人ですら歌うのメチャメチャ難しそうです。(; ・`д・´)
歌の力は強いですね~。
とにかくその時代が生み出した不思議な映画でありました。
といったところで、また次回ですよ~!