20年ぶりに再開した剣道で強くなりたい時は [大人剣道の上達]
■学生以来の剣道を再開したものの
中学校や高校の剣道部で竹刀を置き、
10~20年ぶりに剣道を再開した
という人は多いです。
アナタも、その一人ではありませんか?
どういう理由で再開したかは人それぞれ。
運動(健康)のための人もいれば、
衝動的に始めたくなった人もいますね。
またある人は、ご自分の息子さん・娘さんが
中学校の剣道部に入部した理由から、
その相手をするために始めた人も。
全く稽古をしていなかったがために、
腕が鈍ってたりすることはよくありますが。
再開の理由はどうであれ20年ぶりの剣道で
何かしら悩みはありませんか?
アナタが四段の実力としましょう。
例えば、合い面での中心の取り方が分からず
一人で悶々としていませんか?
格下の相手の時はタイミングやスピードで
乗ることができたとしてもですよ。
これが6~7段の強者(先生など)
相手では確実に乗られますよね
ご自分の振りかぶりから右にずれていませんか?
最短距離で打たれた場合は割られると分かってても、
心の置きどころを何処にするべきか。
そうして注意して稽古に取り組むにも
悩んでいると思います。
●合い面で勝つには
よく耳にするのは、合い面は、
相手の中心線を割って打つイメージで
行くと良いと聞きます。
人によっては、一刀流の切り落とし
(打ち落とし)も若干意識しているそうです。
ただ、それ以上に合い面で勝つには、
『攻め勝って、引き出して打つ』
というのが理想的です。
アナタがまだ四段であれば、いきなり、
七~八段の人を相手に勝つのは難しいです。
目標にすることは良いのですが、まずは、
同じ四段か一つ上の五段の人を相手に
稽古をするのはいかがでしょう。
そこから攻め合い、中心の割り方を学んでいくのです。
そして、高段者へ挑む。
スピードで乗ることを重視するよりも、
精神的せめぎ合い、引き出した引き出された
で勝負をすると良いと思います。
精神的な戦いは、40代以上からでも
出来ますし、面白いですからね。
ですが、そう簡単に強くなれるとは
考えられないと思われてるかもしれません。
確かに、中学生や高校生といった
若い人と同じ稽古では難しいです。
若い人と同じ稽古、では。
逆に言えば、大人になってから始めた剣道は
それに相応しい練習の方法があるのです。
⇒40代から剣道が強くなる
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