脱原発と核廃絶、やり方は同じ

 続けて書いて論点がボケても困ると思った。
 だが・・・
 別に、オノレの政治主張に誘導しようと考えたり、政治的アピールをしたいわけもない。
 偏執的な人間のちょっとした振り返りに過ぎない。
 だから、いいのかとも思う。

・・・

 まさかみんな、「核」と「原発」は全く違う、なんて思ってないよね?
 「核」とは、好むと好まざるとに関わらず、核兵器は厳然とした抑止力だ。それが途方もない被害と効果をもたらす兵器だからだ。持つだけで相手国の核、攻撃を無力化させる。
 対話が必要であることを双方に認識させさえする。
 
 抵抗しないまま平和だとかなんかを訴える馬鹿は、チベットやウィグルでいまどんなことが行われているか知るといい。
 トランプ政権はこのタブーを最近明言した。
 オバマはおろか、ヒューマニティ溢れるユーロすら「存在しない問題」として無視してきたことにトランプは踏み込んだ。


 呪われるべきはユーロナチズム。中国共産党という組織暴力の独裁の前には人間の権利などいともたやすく蹂躙されてしまう。叫んでもどこにも届かぬ。
ともかく・・・
 
 言いたいのは、「原発が自国にとって危険だから脱原発する」ということと、「核兵器を持ち攻撃に対する抑止力を高めよう」という議論はまるで同じだということだ。
 
 なぜならどちらも、
    「自国民の安全と命を守ること」だから。
 それを考えることだから。


 ヲイヲイ。俺は「議論」って言っただけだぜ? もう発狂するのかい?(笑)
・・・
 そして話を続ければ、原発技術を保全し脱原発するということと、核兵器の保有とこの廃棄ができるかどうかということは実は同じものだ。
 「人的資源をどう配分するか」と言うことに過ぎないからだ。
 
 それが平和とかのスローガンとか、東アジアの軍事バランスからしてどうかとか、お好みかどうかの議論はともかく。
 
 当たり前の話だが核を保有していなければ核の廃棄はできない。
 同じように今回も、日本は核を保有していないのだから北朝鮮の核廃棄には関与することはできない。
 北朝鮮が核を放棄したかの担保は結局はアメリカ任せにならざるを得ない。ユーロの連中は黙って知らん顔を決め込んでいるし、そこまでアメリカに依存することになる。
 
 そもそも、将来的に世界での核廃絶を目指すということなら、その廃棄と技術的確保の方法、やり方というものも確実でなければならない。
 どちらにしても、「核技術」というものはやはり必要になってくるのだ。
 それは日本でも例外ではない。
 
 ちょ、ちょっと。まさか、ガキじゃねえんだから。
 
 北チョンが「核やめた」とかって、ミサイルをそのままゴミ箱に放り込んで、「はいそれで終わり」だなんて、そんなこと信じてんじやねえだろうな。まさか(怒)
 
 核ミサイル作っても「捨てればいい」ってわけじゃねえんだぞ。
 原発の廃炉にも言えることだが、結局は同じことなのだ。


・・・
 これに対して、「原発を今すぐ放棄せよ」とかと同じように云っているのが調子に乗っている。
 「(中国北朝鮮の核兵器はともかくとして)日本は唯一の被爆国として核兵器に反対せよ」という主張だ。
 これを同じ連中がやる。
 極めて露骨な話だ。
 
 「日本は核関連技術を中国に渡せ。」
 「日本は核技術を追求するな。」


 
 そう言っているも同然だからだ。
 いったい誰のための主張なんだこれは。「平和のための主張」ですらない。
 
 それが日本人だとしたら、よく恥ずかしくねえな。
 
 「核技術を拡散させ、東アジアを不安定化させよう。」ってか。
 お前らがひたすら中国共産党のケツ持ちしかねえってなら、綺麗ごとなんか言うなよ
 
 独裁と虐殺が大好きなんだろうが。騒乱と混乱、どうせ火事場泥棒でも夢見てんだろうが日本人かどうかも疑わしいぜ。
 
 これから日本はどうするべきか。
 まず、日本は核関連技術の拡散や濫用の片棒を担がないように注意すべきだ。
 
 脱原発の技術的優位性を示し、世界に脱原発の道筋を訴えること。
 
 ひいては、
 「核廃絶の道筋を訴えるべき」というなら、同じことを考えねばならない。
 それなら賛成しよう。
 しかし、こういう核廃絶を訴える連中が主張していることは、すべてが反対なのだ。
 全てがアベコベだ。
 
 
 
 日本が脱原発に舵を切るというなら、廃炉の技術は核廃絶にも使える。
 日本は核兵器そのものをよく考え、議論すべきでもある。
 タブーにして逃げてばかりいてどうするのだ。
 オバマが開き直ったように、「やがていつかは核のない世界をめざす」ということをもっと進めればいいのだ。
 
 
 それからすれば「日本が核保有を議論すること」もおかしいことではない。
 「やがて核をなくす」というなら、技術的優位性を誰が確保するかという競争を促進することが廃絶の主導権を握ることになる。
 世界の核廃絶への時間を稼ぐことができるからだ。(例の”世界終末タイマー”みたいなの。)
 
 
 その競争で日本が技術的に優位となり、その日本国が核兵器を廃絶するという方向を選ぶというのだ。そこに追従しなければ日本の優位性は揺らがないことになってしまう。
 
 これにより中国や米国に核兵器を削減させることができる。
 
 
 核兵器を廃絶したいというのが人類の悲願だというなら、それが本気なら、まず日本は核関連技術でトップクラスの技術力を目指すべきと言ってもいい。
 
 それが経済合理性に基づく戦略と言うものだ。
 ヒラリー、もとい、ヒステリーでは何も変わらないのだ。
 念仏だけでは成仏しないんだ。
 
 
 まさか、特定の国だけに保有させておいて核廃絶を騒ぎ、「どう廃絶させるかなんて考えちゃいない」とは言わないよな。
 妙な誘導、おべんちゃらはたくさんだ。
 
 
 核放棄のための技術は保有のための技術でもある。
 まずは議論ぐらいしろ。
 
 
 それともエセ平和主義の利権がおいし過ぎて、まともにモノが言えないのか。
 いい加減にしろよ。

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