桑名市長寿認定こども園 不適切保育・虐待問題まとめ


高齢者施設   障害者施設 同様に、保育園も闇が深い

福祉国家と呼べない「日本」

我々は、どこへ向かっているのだろう

人間は何も学ばない






 



園児を連れ戻す際に脚を持って引きずるのを見てショックを受けた。「トイレに行けるのは1時間に1回」という「謎のルール」ができ、おしっこを我慢して泣いたり、漏らしたりする子がたくさんいた。若い保育士が特定の園児について「早くいなくなればいいのに」と言っているのも聞いた


職員に「そんなんあかんよ」と伝えたパート職員もいたが、耳を傾けることはなかった。園の経営者一族である当時の女性園長はほとんど現場を見回らず、ベテラン職員に「園長に伝えてほしい」と頼んだが、「ちょっと待って」と言うばかりだった


 
ただ、職員の一部が園や行政から処分を受けず退職したことには納得できないでいる。
保護者らに謝罪がなかったとも聞き、「本当に責任を感じているのか」と思う

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虐待と認定したうちの1件は、今年2月28日、男児に給食を強要した行為。長時間、食べさせ続けて失禁させた上、保育教諭が嘲笑したことについて、「羞恥心に影響を与えたことは明らかで、心理的虐待に該当する」とした





もう1件は、2歳児クラスで2月21日、パジャマのまま保育室前の廊下に移されて泣いている園児に、保育教諭が「毎日言われても何もせず、先生に助けてもらわないとできない」と叱責(しっせき)した行為。「反省していない」と園児の片足を持って乱暴な扱いをした可能性があるとしている


このほか、トイレに行くのを我慢させるなどの「虐待等」が8件、「これ以上、イライラさせないで」と怒鳴ったり、ヨーグルトやクッキーの包装を開けられない園児を居残りにしたりした「不適切保育」が15件確認された。また靴を履けない園児に「自分で履きなさい」と怒るなどの「望ましくないと考えられるかかわり」も3件あった