草津温泉「ホテルヴィレッジ」にやってきました。アニメーション映画「千と千尋の神隠し」で登場するお湯の音やお風呂掃除の音等は、こちらのホテルのものが一部使用されているそうです。
※写真はすべてiPhone 15 Proで撮影しています。HEIC形式をJPEG形式に変換しています。
はじめに
まとまった休みが来るとなるとどこに行こうか悩むのも楽しいですが、一方で行きたいところが多すぎてなかなか決まらない。そこで今回は、東京からクルマで行ける場所で、且つよく見るYouTubeチャンネルで紹介された場所に行くことにしました。いろんなチャンネルをみていますが、数ある旅チャンネルをおさえて、双子姉妹Vtuber「おめがシスターズ」で紹介されていた草津温泉「ホテルヴィレッジ」に決定。
選定理由はカンです。カン。
ホテルヴィレッジまで
13:00頃に家を出て、中央自動車道〜首都圏中央連絡自動車道（圏央道）〜関越自動車道（渋川伊香保IC）〜下道というルートで、どこにも寄らなければ3時間強くらいでしょうか。別の記事で書きましたが、今回は石川PA（下り）に寄ったり途中休憩をしたりしたので体感4時間くらいでした。渋川伊香保ICを降りてからの下道が割と長い。
今年のGWは5/3から道路の渋滞がひどくなりそうなので、旅行の日程を4/30〜5/2にしました。4/30の行きは狙い通り渋滞に全く遭遇しませんでした。ちなみに帰りは時間が遅かったせいもあり（17:00頃発）、鶴ヶ島JCTから入間ICまでの間で13km（25分）の渋滞を検知。手前の高坂SA（上り）で一旦休憩し、ナビを再設定して、圏央道には乗らず所沢ICまで行くことにしました。こちらのルートは渋滞がなく、快適でした。
ホテルヴィレッジ到着
4/30は気温が高く、東京では最高気温25℃近いですが、ここ草津では高くて15℃と、涼しげです。標高が高いからですね。この時期東京感覚で行くと寒いので、春先コートくらいは念の為持って行った方がいいかも知れません。（翌日、翌々日はさらに気温が下がったので春先コートを持って行って正解でした。）到着してまず思ったのが、広い。「ヴィレッジ」と冠するだけあって敷地内は相当広いです。しかも、「ログハウス」以外は館内すべて繋がっているので屋外に出ることなく移動ができます。嬉しい。ちなみに今回は「シャトー館」に泊まりました。「シャトー館」はクアパーク倶楽部会員専用のゲストルームのようですが、空いていたのかこちらに泊まることができました。
フロントでチェックインを済ませて部屋に移動しましたが、館内全体がなんとも言えない匂いに包まれています。温泉特有のたまごみたいな匂いではなく、初めての匂いです。非常に気になるのですが匂いのもとを特定することはできませんでした。臭いわけではないです。なんかこう、独特の匂いです。
ゲストルート
部屋に入るといわゆる和洋室でした。和室が大好きなのですが、今回特に出番がなく、使用しないままで悔いが残ります。テレビでも設置されていればワンチャンあったかも知れませんが…。ちなみに、和室の押入れには布団が一式入っているので、和室で寝たい方は布団を自分で敷いて寝ることもできます。
エアコン2機、空気清浄機、風呂はジャグジー付きでトイレと別、床暖房付き等、部屋は最高です（最高です）。（でも温泉来ているので室内のジャグジー、使わないんですよね…。）
テレビは地上波しか映らないので、YouTubeとかは見れません。「Amazon Fire TV Stick」を持ってる方は、持って行っても良いかも知れません。HDMI端子が2個ありましたので。
インターネット環境ですが、ウチが使っているドコモは4Gが入りますので問題なし。Wi-Fi完備部屋だったのでFAST.comで測ってみましたが下り73Mbpsで全く問題なし。Wi-Fiは館内全域に有効と思います（未確認）。
ルームサービスはないので、夜更かしする方は事前にフロント横の売店（9:00〜20:30）で夜食等を仕入れておきましょう。お酒、カップ麺、もちろん地のもののお土産もあります。お酒含むドリンクは、館内の複数箇所に設置されてある自販機（24時間営業）でも買えます。ただし現金のみです。
ゲストルームに限らず、若干古めかしさがありますが、特に気になるほどでもないです。布団から羽毛が飛び出したりしていましたが、ご愛敬（？）。
温泉
「ホテルヴィレッジ」は「湯畑」、「万代鉱」、「わたの湯」の3源泉を引湯しています。宿泊客が無料で入れる温泉は「温泉大浴場」と「露天風呂」となりまして、どちらも源泉は「湯畑源泉」です。清掃時間が11:00〜14:30なので、それ以外は入りたい放題です。
到着して一息ついてから温泉へ。…大浴場という割には小さいし、露天風呂が見当たらないのですが、早く温泉に入りた過ぎてあまり気にせずお湯を楽しみました。ただやっぱりおかしいなと思い、部屋に戻ってから館内マップをよくよくみてみると、どうやらクアパーク倶楽部会員専用風呂だったようで、間違っていました。「シャトー館」のB1Fのお風呂は会員専用風呂です。
「温泉大浴場」と「露天風呂」は「パブリック館（本館）」のB1Fにあります。早速行ってみましたが、オフィシャルページに掲載されている写真通りでした。広くて洗い場も多くあります。湯温は40℃と43℃がありました。何度か入りましたが泉質が良く、いいお湯でした。
食事
朝食、夕食付プランにしました。どちらもバイキング形式です。会場は2つありますが、どちらもメニューは同じです。LINEで食事の時間を選んで予約するのですが、予約時間ではなくても、空いていれば案内してくれます。朝食のメニューは無難でしたが、味はとても美味しかったです。個人的に、朝食バイキングはご飯、みそ汁、ソーセージ、スクランブルエッグ、焼き鮭があればそれだけで十分です。ここはスクランブルエッグ、焼き鮭がなかったのですが、プレーンオムレツ、小鯵の焼き物があったので良しとします。
夕食のおすすめはいろいろありますが、グリルステーキ、天ぷら、しゃぶしゃぶ、すき焼きが特に良かったです。グリルステーキは目の前で焼いてくれますし、天ぷらも目の前で揚げてくれます。ワカサギの天ぷらが苦みがあって美味しかったです。しゃぶしゃぶは2種類ありまして、だし汁でしゃぶしゃぶしてポン酢で食べるタイプ、キムチスープでしゃぶしゃぶするタイプです。豚肉自体も個人的には美味しかったです。
バイキングでいけないところはとにかく食べ過ぎること。今回も食べ終わって後悔するほどたべて食べてしまいました。
ちなみに夕食は追加料金を払うと、フレンチか和食のコースに変えられるようです。
ボウリング、カラオケ、ゲームコーナー
ホテル内でボウリングを楽しめるはいいですね。ただ4つしかレーンがないこともあって、常に埋まっていました。ゲームコーナーも割と盛況でした。おめシスのリオちゃんがやっていたパチンコがなくなっていて、スロットになっていました。
ホテル送迎バス
「ホテルヴィレッジ」と草津温泉バスターミナル、湯畑を行き来する送迎バスがあります。予約不要、30分程度の間隔で片道5分程度で運行されています。発車時刻になると既に満員だったりするので、早めに待機していた方が良いです。正直、草津中心部（湯畑方面）にマイカーで突入するのは無謀と思いますので、送迎バスを利用した方が無難です。駐車場もなさそうですし、道は狭いし、観光客（歩行者）からすると邪魔です。おわりに
「ホテルヴィレッジ」敷地内にはまだまだ遊べる施設があります。屋内は卓球やビリヤード、有料にはなりますが「万代鉱」、「わたの湯」源泉の温泉やプール。屋外はゴルフやテニス、アーチェリーなどなど、紹介しきれません。温泉のみを楽しむ、と割り切れれば1泊2日でもいいですが、施設も十分に楽しみたいという方には2泊3日がおすすめです。
草津温泉「ホテルヴィレッジ」。ぜひ一度、遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
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