バイクライフ

初めてのバイクとの出会いは原付バイク

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初めてバイクに出会った頃の
嬉しかった気持ちは今思い出しても
昨日の事のように鮮明に覚えている。
一生忘れられない大切な思い出…

 

 

 

 

 

HONDA DAX50

 

 

 

HONDA DAX50と出会う

 

バイクに乗って35年が経とうと
しています。

 

 

初めて乗ったのは、16歳の春でした。

 

 

今でも覚えています。
初めて乗ったときの、感動と喜びを…

 

 

 

最初のバイクは、ホンダの"ダックス"
という50CCの原付バイクでした。

 

 

 

座布団のようなシートに極太の
キャラメルタイヤで、独特の雰囲気を
かもしだすバイクでした。
(とにかく遅いバイクでした。)

 

 

 

中学生の頃、友達とバイク雑誌を見ながら、
16歳になったら乗るんだといきまいて
いた頃に乗りたかったバイクとは、
似ても似つかぬバイクにまたがる
自分がいました。

 

 

 

その頃は、現実的な免許やお金のことは
まったく考えていないわけで、
ただ自分の中だけの世界に浸って、
何でも思い通りになると思い込んで
いたと思います。

 

 

 

でも、夢や希望といっては大袈裟かも
しれませんが、あのころの何でも
思いどおりになると疑いもしない頃が、
とても懐かしく思います。

 

 

 

ところで、
このホンダDAXという原付バイクですが
たまたま親戚から貰ったのが、放置して
あったので、父にゆるしを得て
譲ってもらいました。

 

 

 

但し、譲ってもらう為には免許がないと
話になりません。

 

 

 

学校の勉強はそっちのけで
(一応高校生でしたので)、
原付免許の取得に向けて
猛勉強をはじめました。

 

 

 

とはいっても

 

"大好きなバイク"

 

 

のための勉強なので学校の勉強は
大嫌いだったのに苦になるどころか、
免許が取れれば晴れてバイクに乗れる
と思えば、全く苦にはならず逆に
楽しいと思えるくらいでした。

 

 

 

30年以上前といっても、基本的には、
今と何ら免許制度が変わるわけも無く、
学科試験のみだったので何とか
一発でとることができました。

 

 

 

高校入試の合格よりも何倍も
嬉しかったのを、今でも覚えています。

 

 

 

さて、免許を取って、父に乗り方を
教えてもらって

(父も若いころ乗っていたのでバイクに
乗ったことの無い親よりは、理解が
あったと感謝しています。)

 

 

バイクに乗った事のない親は大抵

 

“そんな危ない乗り物やめろ!”

 

というのがあたりまえでしたから…

 

 

 

そしてある日、遂に自分で運転して
走り出すこととなりました。

 

 

 

それまでは、自分で運転するといえば、
自転車しかありませんでしたから、

そりゃーもう、うれしいやら
びっくりやらで、有頂天!

 

 

毎日のように乗っていました。

 

 

 

バイクで初めての遠出をした時

DAX50に毎日のように
近所で乗っているのに慣れてくると、
遠出をしたくなりました。

 

 

そこで、思い切って
(私にとっては初めての遠出で、
勇気がいりました。)

海まで出かける計画を立てたんです。

 

 

 

自宅は、どちらかといえば、
山あいのほうで、なんとなく海
というものに憧れのようなもの
がありました。

 

 

地図を広げて、
海までの道のりを決めるんですが、
一度も通ったこともなければ、
運転するのも慣れていないので
だんだん不安になってくるんです。

 

 

そこで、
目的の海岸をある程度決めて、
川づたいに行くことに決めました。

 

 

そうすれば必ず海にいけるだろう
と思うと、気持ちが楽になりました。

 

 

さあ、出発の日曜の朝を迎えました。

 

 

とてもいい天気です。

 

 

 

トントントンという軽いエンジン音を
聞きながら、海に向かって出発です。

 

 

ついに走り出しました。

 

 

見るものすべてが、とても新鮮で、
まるでトム・ソーヤにでもなったような
気分です。

 

 

 

川面に反射するお日様が、キラキラと
とても心地よく、

 

“バイクって本当に気持ちいいなぁと”

 

 

ムズムズするような喜びを感じながら
海へと向かいます。

 

 

そんな時です。

 

 

 

春の草木の香りがヘルメットの隙間から
心地よく香ってくるんです。

 

 

そして海に近づくにつれ、
今度は潮の香りが漂ってきます。

 

 

そんな感触を味わいながらついに
海岸に到着しました。

 

 

ところが無事海に到着して、

 

“やったー”

 

とは思ったものの海にたどり着いたこと
自体には、自分が思っていたほどの
感動は無かったんです。

 

 

そして次の瞬間に思ったのは、

 

また、すぐに走りたい、乗りたい、

 

あの風の香りを感じながら、
ずっとあの感触に浸っていたい、
ということだったんです。

 

 

結局、
私は海を目指して山あいの自宅から
出発したんですが、目指していた海は、
本当の目的ではなく、バイクに乗る事
自体が目的だったことに気づいたんです。

 

 

 

それからの私のバイクに乗るスタンスは、
ある場所への移動のためではなく、
そこにつくまでのプロセスを楽しむこと
となりました。

 

 

 

ところでホンダDAXですが、約1年くらい
乗っていたでしょうか。

 

 

それこそ雨の日も、風の日も、
雪の積もった道でさえ、寒さも感じない
ほどに、あたりまえのように
乗っていました。

 

 

最初は、
ただ動くことに感動していたんですが、
だんだん欲がでてきまして、今度は
もっと速かったり、パワーがあったり、
カッコ良かったりという理由が、
以後私のバイクライフを変えていく
こととなります。

 

 

 

2台目の原付バイクとの出会い

YAMAHA TY50

 

さて、
ホンダDAXに乗ってしばらくすると
次のバイクが欲しくなったのですが、
残念ながらお金がありません。

 

 

2台目は、
同級生から譲ってもらったのですが、
1万円?くらいだったと思いますが、
やっぱり原付のヤマハTY50
というバイクでした。

 

 

ホンダDAX50に比べて、トルクがあり、
スタイルもトライアルということで、
スリムで気に入りました。

 

 

ホンダDAX50が、4サイクルエンジン
だったのに対して、ヤマハTY50
2サイクルエンジンだったこともあり、
加速感が違いました。

 

 

タイヤも大きく、悪路も楽しく、
DAXとは違った魅力を感じました。

 

 

 

この頃から、オフロードの楽しさも
少しわかって、道の無いところを走れる
楽しさも加味して、一段とバイクに
のめりこんでいきました。

 

 

 

 

そんなバイクとの生活をしているうちに
同級生たちもチラホラと原付に
乗り始めたのでした。

 

 

 

ここまでお付き合いいただいて
ありがとうございます。

 

 

 

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