陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

2024年の黄金連休

2024-05-07 | 自然・暮らし・天候・行事

ラジオかテレビか、はたまたウェブ上か忘れましたが。
桜の花咲く季節は憂うつだ、ゴールデンウィークもなくたっていい。そんな声を耳にしました。予定がないことで、あるいはありすぎて休めないことで、厭わしくなる。なんとなくわかるような気がします。

驚異的な円安で物価高、海外旅行を控える日本人がいる一方で。
国内の目ぼしい観光地では、インバウンド効果で潤っているとか。古都は外国人観光客であふれ盛況なのは喜ばしいものの、我がご当地のような田舎は休日もほぼ人影を見かけません。

今年の連休の前半戦は一時的な同居人が増えたので、部屋の片づけに追われました。
おかげで稼働スペースが増えたのはよかったのですが、そのいっぽうで荷物が押し寄せられた死蔵部屋もあったので、今後の課題です。

後半戦は恒例の空き家の除草作業。
昨年がんばって設置した除草シートのおかげで、今年は3時間ほどの除草剤散布で完了。3月4月の土日にちょくちょくシートすきまから生えた草はあらかじめ刈っておいたのがよかったのですね。しかし、このシートも古いものは二年前。すでに傷みかけています。除草剤の噴霧器もノズルのキャップが壊れたりで、買い替えねばならないのかもしれません。

空き家の前庭では、同居人がいつのまにか植木を増やしてしまいました。
ほんとうは土がよいので、野菜づくりでもやりたいものの、体力と時間がないために、やらずじまいで今年の夏に突入しそうです。家に住んでいれば水やりもできるのでしょうけれども。

土地は使わなくとも、頻繁に様子見しないと、すぐに荒れてしまうということを、ここ十年ぐらいの管理でいやというほど学びました。
JRの沿線でも国道沿いでも、すすき野原のように伸び放題になった田畑を見かけることが多くなりました。

はっさくのある前庭の土は、野菜くずなどでできています。
バケツに土をいれ、不要な果物の皮や野菜の切れ端、きのこ、卵の殻などを溜めておく。週イチ通いで埋めていく。この習慣をつづけて二年ほどになります。はっさくのある土地にはっさくの皮が埋められるので、ちょうどいいリサイクル。天然の肥料ですね。

本格的な自家製の肥料にするには、肥料袋に土とおがくずと、培養液などといっしょに生ごみをいれて、発酵させるのがいいと本には書いてありましたが。めんどうなので今は埋めるだけにしています。

来年はこの土地をこうしよう、あの部屋を片付けよう、家をきれいにしよう。
そう思いながら、ずっと時間だけが過ぎ、健康を損ない、思うように作業が進まない日々が続いています。今年はこの時期におあつらえの柏餅を、同居人の糖尿病に遠慮して、食べそこなってしまいました。メンタル不調だと甘いものに頼りたくなる、気をつけないと。

少し前には牡丹が先ごろで観賞に誘われたのですが。
あいにく体調不良があったため断ってしまい、今年に入っては、行楽らしきことをほとんどしていません。最小限の買い物と通院がほとんど。

連休日があると、お出かけしたり、勢い込んで読書に挑戦したり、本を買い置きしたりするのが楽しみだったのですが。
数箇月前から本がしっかりと読めない日々が続いたため、積読本を増やすのには慎重になります。自分が元気で片付けられるうちはよいのですが、やはり持ちものは少ない方がよいですね…。


(2024.05.05)



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